サプリを摂るとどうなるの?

●抗酸化サプリメントで 着床時に重要な 低酸素環境をサポート

体内で発生する活性酸素は本来体内のウィルスや細菌に対処するはたらきをします。しかし活性酸素が加齢や外的ストレス等により体内で余剰になることにより、体内の細胞に悪影響を及ぼします。
それらに対応する為には活性酸素を無害化する抗酸化成分を含む食品やサプリメント摂取が有効と言われています。不妊治療の領域でも活性酸素は子宮内の環境や、卵子・精子の質にも影響することが知られており、それらの活性酸素に対処する為に「Asadaサプリ」は開発されました。
活性酸素は身体のいたるところで複数の種類で発生しています。「Asadaサプリ」は抗酸化ネットワークとして6種類の抗酸化物質を組み合わせてまとめあげ、豊富な抗酸化成分を配合しました。それぞれの成分がネットワークとして効率的に活性酸素へ対応することを期待できるサプリメントとなっています。
10年以上前、凍結受精卵の融解胚移植をする時に、子宮内膜がなかなか厚くならない人に苦労していました。子宮内膜が薄いと血管から離れづらいので、着床するためには子宮内膜に厚みが必要でした。
私たちは20%酸素の中で生きていますが、日々実践している培養器の中は酸素が5%の低酸素環境で卵子・受精卵・胚を培養しています。この低酸素環境を作るには子宮内膜に厚みがあることがポイントなのです。

●酸化ストレスへは、身体を守る抗酸化ネットワークで対処する

活性酸素は体内に侵入した細菌などの異物を攻撃したり、体内の酵素反応を促したりするなど、私たちにとって大切な役割を果たしています。活性酸素は、通常の酸素と比べて強い酸化力を持っており、これを適切に使うために、活性酸素を消去する仕組みが備わっています。これがうまく機能していれば問題ありませんが、現代社会では、ストレスや環境悪化などの活性酸素が増加する要素が増え、その強い酸化力により、遺伝子やタンパク質等を傷つけることがあります。また、活性酸素の除去する物質は、加齢により減少していくことが分かっており、対応するためには外部から補うことが必須となります。
活性酸素は身体の至るところで、複数の種類で発生しています。それらに対応するためには、抗酸化ネットワークと呼ぶ複数の抗酸化物質を組み合わせる必要があります。その観点で、まとめあげたのが「Asadaサプリ」です。よく知られた抗酸化物質であるビタミンE(トコトリエノール)やビタミンCに加え、燃焼系にも寄与するコエンザイムQ10、L-カルニチン、カルチノイド類のアスタキサンチン及びリコピンから成ります。

浅田レディースクリニック
浅田義正先生

名古屋大学医学部卒業。1993年、米国初の体外受精専門施設に留学し、主に顕微授精を研究。帰国後、日本初の精巣精子を用いた顕微授精による妊娠例を報告。2004 年、浅田レディースクリニック開院。2006年、生殖医療専門医認定。2010年、浅田レディース名古屋駅前クリニック開院。「アメリカ・サンアントニオのASRM2017(米国生殖医学会議)にて、ビデオセッションのFirst Prizeを受賞しました。内容は、ライブセルイメージングによるヒト受精卵の染色体異常発生のメカニズム。大変光栄です」と先生。

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